ウエットスーツ

 競技である以上、1秒でも早く、少しでも上位でゴールしたいと思うのは人の常。「順位よりも完走」を目指すことも欲求の達成であり、レベルの差はあれ同じ欲求のような気がします。

 好記録続出の英・スピード社製の水着に対して、日本水連が改善を要求した国内メーカー3社のうち2社が、山本化学工業の素材を採用。さて、ジャパン・オープンではどんな結果が出るのか。そして水連の結論は…。

 興味津々ですが、山本化学工業の素材はトライアスロン界ではウエットスーツやレースウエアの生地として既に採用されています。さて、皆さんが愛用しているレースギアはどうですか。

 技術は日進月歩。常に新しい素材を開発していかないと時代に取り残されてしまう。特に今回のような事態になると技術力が問われることになります。マラソンもシューズが重要。どこまで技術が進歩していくのでしょうか。

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自己把握

 早いものでもう9月。佐渡トライアスロンも終わり、そろそろシーズンを締めくくる頃となってしまいました。店の外からツクツクボウシの鳴き声が聞こえてきます。秋が足早にやってきます。

 今年の夏は「冷夏」と言われていましたが、それを裏付けるような長い梅雨が終わったとたん、とんでもない酷暑日の連続。これにはまいりました。

 そんな中で行われた世界陸上。日本勢の結果は惨憺たるものでした。成績を云々する以前の問題で、恥ずかしい出来事と言っても過言ではありません。暑い中での戦い。しっかり対応している外国人選手がほとんどの中、なぜ、地元の日本人選手ばかりが、それもメダルを狙える力のあると思われた選手ばかりが…。マスコミの報道にのせられて、自分を見失ってしまったのでしょうか。参加することに意義があると思われていた選手が意外に頑張っていただけに、不甲斐なさが際立ちました。自己をしっかりと見つめ、把握することの大切さを教えてくれました。世界は休むことなく進化しています。

 トライアスロンでも同じことが言えます。それなりの力があり、レースでは上位にはくるが、いつも「惜しい」ですんでしまう選手。レース後、「どうだった」と聞くと、必ず「いまいち」と言う答え。こんな選手が一人や二人ではありません。自分の力を正確に把握できず、いつも理想と現実のギャップに首をかしげている。理想を高く持つことは必要ですが、理想と自分の力との距離を認識することができていない。現実を把握できるということが重要なのです。そこから次のステップが始まるのです。「試行錯誤の繰り返しが選手を育てていく」とも言えます。

 シーズンもあと2ヶ月足らず。思いっきりレースを楽しみ、そしてチョッピリ、来年の目標、そして課題を考えましょう。進歩するということは楽しいことです。

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高校野球特待生制度

高校野球の特待生問題が言われていますが、どう思いますか。球児の特待制度があることはずっと昔から公然の事実じゃなかったんですかね。日本学生野球憲章で禁止されている以上は「違反」なんでしょうが、特待生制度が存在したことを高野連のお偉いさん方も知らなかったはずはないでしょう。もし、百歩譲って知らなかったとしたなら、それは職務怠慢のそしりは避けられないはずですよね。

甲子園常連校がこれだけ名を連ねたんでは、厳しい処分を科した場合、全国大会は壊滅状態になってしまうでしょう。でも、規則を重んじるのであれば、それもしかたがないことでしょう。なんとかしなければという高野連の姿勢が見え見えだけに、規則をことさらに強調する姿勢が白々しく思えます。

さらに、これまでの結果はどうなるんですかね。憲章違反の選手達が勝ち取った勝利や優勝はどう考えればいいんでしょうか。過ぎたことは黙認して、これからは駄目では公平性はどうなるんですかね。過去の優勝を取り消すぐらいの厳しい態度を見せるならば、さすが高野連と思わないでもないですが。でもアナクロニズムここに極まれりって感じですけども。

程度の問題はあるでしょうが、特別の能力のある人はその能力を生かし、さらに磨きをかけていくのはむしろ社会の財産の有効活用だと思いますよ。勉強のできる人は勉強を、スポーツに能力のある人はそれぞれの種目で。人の能力というのはいろいろなんです。この国は、野球というと何か特別な感情を持つ人が多いようですが、時代は思いもかけない速さで変わっていくものなんです。年寄りは大切にしなければいけませんが、相も変わらぬ頑固さではうんざりです。

舞え舞え蝸牛 舞はぬものならば

馬の子や牛の子に 蹴ゑさせてん 踏み破らせてん

真に美しく舞うたらば 華の園まで遊ばせん

               (梁塵秘抄より)

 何でもかんでも高飛車な押し付けはだめです。改革する勇気を持たなければ、飴と鞭だけでは誰もついていきませんよ。個人の考え、能力は尊重してこそ生きてくるものなんです。

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