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肯定→否定、否定→肯定

 例えば雇用統計。「今年第一四半期よりやや上向いてきましたが、昨年の同じ時期に比べて10ポイントもマイナスになりました」というのと、「昨年同時期に比べて10ポイントもマイナスですが、今年第一四半期に比べるとやや上向きになっています」。

 前後が入れ替わっていますが、全く同じ文言です。これだけのことで、受ける印象が大きく違ってきます。前半に肯定的部分を持ってきて、後半は否定的、逆に、前半否定的で後半は肯定的。

 現在、テレビや新聞はおしなべて前半肯定、後半否定型か、極端な場合は全否定型です。マスコミは性格上、視聴者あるいは読者の注目を引くために否定的な部分を強調する傾向があります。少なくとも私にはそう感じられます。この傾向、何とかなりませんか。テレビのニュースを見ていると気が滅入ってきます。

 言い換えれば、「褒めて育てるか」「しかって育てるか」。性格にもよるでしょうが、あまりにけなされるとやる気が萎えてしまいます。失敗したなぁと思っていることを、ことさらに叱責されると逆噴射しかねません。いい部分を上手く強調する、そんな場面が多くなると社会も個人ももっと希望が持て、未来に明かりが見えてくるのではないでしょうか。

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