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うそ(嘘)

 『梅花は雨に 柳絮は風に 世はただ嘘に揉まるる』。梅の花は雨に、白い綿毛に包まれた柳の種は風に、この世の中は嘘に揉まれあっている、つまり、この世に嘘は付き物とでも言いますか。ただ、「世」は男女の仲という解釈もありますが。

 オフレコといいながら、一旦、口から出た言葉を消すことは出来ません。1対1ならまだしも、複数の人が聞いているのに「記憶にない」はいかがなものでしょう。さすがに「言っていない」とは言いにくかったのか。というより、よくそんなことが言えるものだとあっけにとられてしまいます。

 言いたい放題言って、問題になったら「記憶にありません」では、何を信じればいいのでしょうか。ましてや公人の発言なのですから。それに輪をかけて、聞いていた人達が間違って伝えたなどという人がいては、日本の将来はどうなるのでしょうか。

 この世の中は信頼関係で成り立っているといってもいいでしょう。相手を信用しているからこそ言葉のやり取りができるのです。だまされたり、裏切られたりということもありますが、そんなことを意識して話していたらしんどくて生きていけません。

 「人の心は知られずや 真実 心は知られずや」。こんな気持ちが分からないではありませんが、疑心暗鬼になって気をすり減らすより、互いを信じあって楽しくやっていくほうが断然いいじゃないですか。

 

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