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背後の危機

 「67億分の1」とテレビコマーシャルで歌っています。地球上でたった一人の大切な人という意味でしょうが、相手を異性に限れば単純にその半分、33億5000万分の1、さらに、アジア、日本、東海地方と絞っていけば天文学的な数字も次第に確率が高くなっていきます。大切さはもちろん、数字で表せるものではありませんが、日ごろ想像もしないような数字を突きつけられると「へぇ~」と注目させられます。その意味ではCMとして成功と言えるのではないでしょうか。

 1億2700万分の1の日本は少子化が大きな問題になっています。先週も書きましたが、大学を頂点とする教育界。生徒、学生の奪い合いが既に始まっています。エスカレーター式、中高一貫教育、大学の系列に入る高校などいろいろあります。そういったつながりのない学校は進学率を上げて生き残りを図るしかないようです。福祉科を設置する大学が急激に増えているのは社会のニーズを取り入れて生き残りを図ろうということなのでしょう。

 国連の人口推計によると、2050年には世界の人口は92億人になるそうです。現在ですら飢餓が問題になっているのに、25億人も増加したらどうなってしまうんでしょう。日本では減反政策をやめようと言う話が出ていますが、各国間で食料の奪い合いが起きないか心配されます。そうなれば当然、遺伝子組み換え、クローンが幅を利かせることになるのではないでしょうか。ある自治体では、そんな事態に備えて食料の確保を進めているそうです。

 人口、食糧、経済など見回せば危機がいっぱいです。実はもう背後まで忍び寄っているのに気がつかない。気がついていても見ようとしない。そしてついに、ある日…。そんなことがないようにしたいものです。

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受験シーズン

 大学入試センター試験が終わり、大学入試も佳境に入ってきました。どんな色でも桜の花が咲くにこしたことはありません。できることなら、綺麗なピンクの花をいっぱい咲かせてもらいたものです。

 アメリカ・ポトマック河畔では日本から送られた桜の木がしっかりと根付き、毎年綺麗な花を咲かせています。世界の難問を一人で抱えたような状態でスタートを切ったオバマ大統領。桜の花が咲く頃にはどんな状態になっているのでしょうか。満開の花の下で花見ができるようになっているといいですね。そんな余裕が持てれば、世界を覆っている金融・経済不況脱出の兆しが見え始めているのでしょうから。

 経済の悪化にもかかわらず、「お受験」は一向に熱が冷めません。それどころか、少子化時代を迎えて、更に厳しくなっているようです。大学から高校、中学、小学校と低年齢化するにつれて、保護者の受験熱は熱くなっているようです。子供のためには何がいいのか考えさせられますが、燃え尽き症候群にならないようにだけ気を配ってほしいものです。

 私が大学受験を迎えた年は阪神・淡路大震災が起きた年でした。新幹線からバスに乗り換えて瓦礫の中をなんとか通り過ぎ、受験地に向かいました。あの時目にした神戸の街がいまでも脳裏に焼きついています。1年早く生まれていれば、被害者の一人になっていたかもしれません。人生なんて、本当に一瞬先は闇です。

 勉強して、更なる高みを目指すのもいいでしょうし、勉強だけでなく違う目的を見つけて励むのもいいでしょう。迷っても、後悔しても受け入れられるような心の余裕を忘れないことが肝心ではないでしょうか。人生いたるところに青山あり、です。

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そうは問屋が卸さない

 今日(15日)の朝刊を見ていたら、社会面の記事の半分以上が殺人に関係する記事でした。一瞬どこの国の新聞かと目を疑いたくなりました。「安心・安全」が当たり前だった日本はどうなってしまったんでしょう。

 控え目で謙虚な態度。それがすべてとは思いませんが、日本人の美徳はどこに消えてしまったのでしょう。自然のありとあらゆるものに神を見いだし、喜びを分かち合った農耕民族には排他的な自己主張は向いていないように思います。無理に無理を重ねた結果がどうなるかは、いまさら説明する必要もありません。

 ハンドルを握ると人が変わってしまう人がいます。相手より優位に立った途端、がらっと変わってしまう人もいます。その人の持って生まれた資質をとやかく言っても仕方がありませんが、それをコントロールできてこそ大人といえるのではないでしょうか。年齢には関係ありません。その人がどんな環境で育ってきたかが重要なファクターではないでしょうか。

 定額給付金をもらうのがさもしいかどうかではなく、余裕ができたときにいかに他人のことを考えられるかが問題なのではないでしょうか。そうすれば、自分がいかに処すべきかは自ずと決まってきます。人がとやかく言うべきものではないのです。

 言うは易く、行うは難し。だれもが自分の思うように世の中が回ってくれればそんないいことはありません。でも、そうは問屋が卸さない、だからこそ人生は面白いのかもしません。

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レンタル大はやり

 七草も過ぎ、お正月気分もすっかり抜けた頃と思いますが、遅ればせながら「あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします」。今年も折に付け、よしなしことをつづっていきたいとおもいますので、お付き合いください。

 今年はどんな年になるのでしょうか。経済情勢を考えると決して明るい年になるとはいえませんね。そんな背景を映して、レンタルが大はやりだそうです。高価な物を買って眠らせておくよりも、必要なときに借りて使おうというわけです。ブランドバッグのレンタルがうなぎ上りの人気で、物によってはかなりの予約待ち状態が続いているようです。有名ブランドを買い付けに海外旅行をしていたのがつい最近だったなんて、夢のようです。

 レンタルではありませんが、自動車ではカーシェアリングが復活しているようです。車体価格が高いのも理由でしょうが、駐車場、保険、税金など年間維持費がかかるのも理由なんでしょう。シェアリングの考え方は雇用面でもいわれ始めています。非正規雇用者のみならず正社員の雇用問題にまで進んでいる経済悪化。知恵を発揮して乗り切らなければ夜は明けません。

 いまだに物議を醸している定額給付金。何をやってるんですかねぇ政府は。麻生首相がこんなに優柔不断だとは考えも及びませんでした。できることなら強力なリーダーシップを持った首相をレンタルしたいものです。ほんとに。

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