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印鑑社会

 ほとんど使っていなかった銀行通帳の暗証番号を忘れてしまったので、銀行に確認に行ったところ、「印鑑が必要です」と言われました。運転免許証で本人確認ができているのにです。印鑑なんて買ってくれば、誰にでもどんな名前でも手に入るものなのに、都道府県公安委員会が発行した運転免許証よりも重要だなんてどう考えても腑に落ちません。

 一体全体、自分は誰なのか。証明書、いや印鑑が無ければ証明できないものなんでしょうか。自分は自分だとどれだけ説明しても、主張しても誰も信用してくれない社会なんてどんな意味があるんでしょうか。挙句の果てにたった一つの、なんでもない印鑑が決めるのです。さらに、「シャチハタは駄目です」とよく言われますが、三文判とシャチハタはどこが違うんでしょうか。

 疑っているわけではないのでしょうが、振り込め詐欺を筆頭に、そうぜざるを得ない状況がどんどん生まれています。裏を返せば、何か起きた場合に「マニュアル通りに行いました。私に落ち度はありません」と責任を回避するための手段を講じているともいえます。クレーマーが増加していることを考えると無理からぬことなのかとも思えてきます。

 海外で勝手に商標登録され、本家本元が名乗れないなんてことが問題になったことがありましたが、人間についてもそんなことが起きないとは断言できません。指や目の静脈による確認も行われていますが、普及となるとまだ時間がかかりそうです。何かいい方法はないものでしょうか。

 ちなみに、銀行へは印鑑を持って出直したところ、何の問題も無く数分で済みました。印鑑の「力」は偉大でした。

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なぜですか

 日本語が乱れている。今更何を…といった感じですが、このところそれなりの地位にある人が堂々とやっています。どうかと思うんですが。

 まず麻生首相。一国の宰相がどんな理由があれ、原稿の漢字を読み間違えるなんて考えも及ばないことです。「頻繁」を「はんざつ」なんて読んでは、取り方によっては相当やばい状態になりかねません。時と場合によっては国際問題に発展することもあるかもしれません。まさか読めないなんてことはないでしょうから、集中力を欠いていたか、定額給付金問題が頭の中を駆け巡っていたのか。はてさて…。

 兵庫県知事。首都圏に地震が起きればチャンス。もっと適切な表現ができないんでしょうか。強弁すればするほど立場が悪くなることさえ理解できないらしい。田母神論文についても、シビリアンコントロールを無視した発言には無理があり、そんな発言がまかり通るようでは社会ルールもあったものではありません。自己主張も時には必要ですが、立場をわきまえず、空気さえ読めないようでは何をか言わんやです。

 日本語は難しいとよく言われますが、これらの問題はそんな次元の問題ではないように思います。見苦しい言い訳は取り返しのつかない結果を招くことが分からないのでしょうか。よく、立場を考えてもらいたいものです。

 

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単なる読み間違いですか…

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少子化対策

 アメリカの大統領が決まりましたね。レイムダック状態のブッシュ政権が思いっきり足を引っ張ったという感じの意外な大差でした。金融危機、経済崩壊状態のアメリカの復活はいつになるんでしょうか。日米関係についていろいろいわれていますが、ユーロがドルに代わって世界通貨にと狙っているようですが、日本はいつになったらアメリカ離れができるんでしょうか。

 日本ではばら撒き減税が選挙対策だとか何とか言われていますが、忍び寄る景気後退の足音が不気味に聞こえます。冬のボーナスが出ないところもかなり増えてくるんではないでしょうか。それどころか、またぞろリストラ騒動が起きなければいいのですが。

 大手スーパーでは円高還元セールと銘打って華々しくセールをやっていますが、やはり極端な円高は日本の体力を消耗させます。1ドル80円なんて声も聞きますが、本当なんでしょうか。政府・日銀がドル買いに入るなんて場面が来るんでしょうか。

 アメリカの投資家で世界に知られるジム・ロジャース氏は、現状の危機的経済状況の中で、これから数年間は投資対象としての日本に魅力を感じながらも、長期的には人口減少の続く国には魅力がないと少子化の進む日本に警告を発しています。

 そんな日本では、救急妊婦のたらい回しが起きています。もう二度と…と言われながら、またまた発生。こんな状態では日本の国はどうなってしまうんでしょうか。モンスターペアレンツばかり増えて、本来の子育てが見えなくなってきています。どこかで日本の歩みが狂ってしまったようです。経済対策ももちろんでですが、子供を何の不安もなく育てられる環境こそ、いま最も求められているんではないでしょうか。

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