肯定と否定

 例えば雇用統計。「今年第一四半期よりやや上向いてきましたが、昨年の同じ時期に比べて10ポイントもマイナスになりました」というのと、「昨年同時期に比べて10ポイントもマイナスですが、今年第一四半期に比べるとやや上向きになっています」。

 前後が入れ替わっていますが、全く同じ文言です。これだけのことで、受ける印象が大きく違ってきます。前半に肯定的部分を持ってきて、後半は否定的、逆に、前半否定的で後半は肯定的。

 現在、テレビや新聞はおしなべて前半肯定、後半否定型か、極端な場合は全否定型です。マスコミは性格上、視聴者あるいは読者の注目を引くために否定的な部分を強調する傾向があります。少なくとも私にはそう感じられます。この傾向、何とかなりませんか。テレビのニュースを見ていると気が滅入ってきます。

 言い換えれば、「褒めて育てるか」「しかって育てるか」。性格にもよるでしょうが、あまりにけなされるとやる気が萎えてしまいます。失敗したなぁと思っていることを、ことさらに叱責されると逆噴射しかねません。いい部分を上手く強調する、そんな場面が多くなると社会も個人ももっと希望が持て、未来に明かりが見えてくるのではないでしょうか。

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見切り販売、いいと思うんですが

 期限切れになって廃棄してしまうより、品質に何ら問題がないなら、安くしても売れるものは売った方がいいんじゃないでしょうか。買う人はそれを分かって買うんですから、需要と供給が成り立っているというものです。地球にも断然優しい手段ですから。

 見切り販売を行った加盟店に不当な制限を行ったとして公正取引委員会から排除処置命令を受けたセブン-イレブン・ジャパン。即座に、期限切れ食品廃棄原価の15%を負担すると発表しました。でも、「そりゃ違うでしょ。ずれているんじゃないですか」、これが率直な感想です。

 一物一価、値崩れ防止など、定価を守る意義は理解できなくはないですが、エコが叫ばれる現代社会、みすみす膨大な量の廃棄物を生み出すことはいかがなものでしょうか。安売りすればそちらが売れて、本来の定価のものが売れなくなってしまい、またそれを安売りしなければならなくなってしまう。悪循環です。でも、商品管理をうまくすれば、そんなに難しい問題ではないように思います。大量に加盟店に押し付け、売れなければ廃棄処分にしてしまう。損失は加盟店で、企業は全く痛みがない。企業論理がミエミエですよ。

 コンビニに限った問題ではありません。多くの業界に多かれ少なかれ、こうした構造は存在しています。お客様に少しでも喜んでもらえればと、思い切った値段をつけると、どこから聞きつけたか“天の声”が響いてきます。

 とにかく経済活動は自由。もちろん完全フリーは有り得ませんが、この大前提は大事にしたいものです。

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梅雨に入りました

 雨に濡れた紫陽花がしっとり、美しく感じられる季節になりました。太陽の下の紫陽花はあえいでいるように見えてしまうのは、梅雨の花というイメージが強いからでしょうか。

 この時期の練習はどうしても雨に影響されてしまいます。天気予報とにらめっこしてスケジュールを立て、急な雨にも臨機応変に対応できるようにしなければなかなかメニューをこなすことは難しくなります。

 ひょんなことからアマガエルを探しているのですが、なかなか見つかりません。雨が降ると暇を見つけては傘を片手に、いそうな場所を見て回っているのですがいません。カタツムリはすぐに見つかったのですが、こんなに苦労するとは思いもしませんでした。田んぼに行けばトノサマガエルはいるんですが…。

 すぐに見つかる、最初はそんな軽い気持ちでいましたが、今は安受け合いして大いに後悔しています。数年前にはよく目にした記憶があるんですが、根気よく探してみます。梅雨はまだこれからですから。

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心が温まりました

 先日の昼下がり、実家近くの河川敷を散歩していたときのことです。ウグイスのさえずりに耳を傾け、ヒバリのさえずりに空を見上げながらのどかな時間を楽しんでいた時のことです。

 川の流れを見ようと親水ゾーンに足を向けたところ、ハーモニカの音が聞こえてきました。背の高さほどにまで生い茂った雑草を抜けると、流れへと降りられるコンクリート階段に30代とおぼしき男性と70代らしきその母親らしい女性が並んで座っているのが目に入りました。ハーモニカは息子らしき男性が吹いていたのです。「埴生の宿」でした。

 やや距離をとって音色に聞き耳を立てていたのですが、川の瀬音、ウグイスやヒバリの声、ハーモニカの音色、それに少し離れた橋を走っていく車のエンジン音が妙にマッチして、なんとも温かな気持ちになりました。母親らしき女性は両足でリズムを取りながら、幸せそうな表情をしていました。

 勝手に親子と見てしまったのですが、果たしてどうなのでしょうか。平日の午後、どんなことからこのような状況になっているのか、ふといらぬ詮索が頭をよぎったのですが、そんな雑念を振り払って、ハーモニカの音色を楽しませてもらいました。曲が終わっても二人は別に話をするでもなく、流れに目をやっていました。

 次の曲を聴きたい気持ちもありましたが、二人の世界を邪魔しているようで、すぐにその場を後にしました。古きよき時代ではありませんが、そんな雰囲気もあり、しばらくの間はほのぼのとした温かい気持ちを感じさせてもらいました。 

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信じられない話を聞きました

 こんなことが現実にあるんでしょうか。新型インフルエンザが世の中を騒がせ、マスクが品切れ状態の中でこの話を知人から聞いたとき、にわかには信じられませんでした。自分で目にしたわけではありませんが、かといって完全に否定する根拠もありません。こんなことが普通になってしまったら、世の中どうなってしまうんでしょうか。

 まずその1、友人が目にしたという話。ある病院の受付でのこと。巷ではマスクを手に入れることが困難になり、この病院では来院者にマスクを配っていた。「どうぞお使い下さい」とい言われたある来院者は、あろうことかマスクの入っていた箱ごと持って行こうとしたらしい。さすがに注意されたとのことだったが、何を考えていることやら。目撃したという知人もビックリしたと話していた。

 その2。知人の知人が聞いたという話。品薄状態の中、ようやく少量のマスクが入荷したドラッグストアでのこと。買い求める人がごった返す中、赤ちゃんを抱えたお母さんがようやくのことマスクを手にしたところ、同年代の女性が、そのお母さんの手からマスクを取り上げてしまった。あまりのことに店員が注意すると、「赤ちゃんを抱っこしているお母さんなら取りやすいでしょ」と言ったとか。

 あまりに出来すぎた話に、聞いたときはにわかには信じられませんでした。都市伝説の類の話かもしれませんが、こんな話がささやかれるほど、新型インフルエンザとマスク不足は世間をパニックに陥れているということでしょうか。そうは思いたくありませんが、こんなことでは、もし、秋に二次流行したときはどうなってしまうんでしょう。心配です。

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新型インフルエンザ(その2)

 昨日、所用でセントレアに行ってきました。ざっと、7~8割の人がマスクをしていました。テレビなどで見慣れた光景とは言うものの、一種、異様さを感じました。老婆心ながら、ゴーグルを着用して目の粘膜を保護しなければ、マスクの意味も半減するのではないでしょうか。

 潜伏期間が1週間というのが何ともうらめしい。一生懸命対応していた人には申し訳ないのですが、水際作戦とはいっても、ざる作戦というのは目に見えていました。新型インフルエンザ菌を保持していても、精密検査する以外、発病するまでは誰にも分かりません。さらに、国内で誰かから菌をうつされたとしても、発病するまでは知るよしもありません。

 患者は首都圏にも広がり、患者を隔離して拡大を防ぐ時期から、通常の生活の中で普通に診察を受けて拡大を防止する時期に移っているのではないでしょうか。大阪や兵庫では発熱外来もパンク状態。発熱したというだけなのに一般病院での診察拒否なんて愚の骨頂。テレビからは麻生首相の呼びかけが流れてきますが、何で今頃といった感じです。

 たまたま今回は弱毒性ということで、今のところは大事態に至っていませんが、いつどう変異するか神のみぞ知る、です。テレビからは患者の発生発表会見が流され、患者数が毎日カウントされる。マスクを買い求める人たちの行列やどこもかしこもマスクの着用。その気はなくてもパニックを煽っているような気がします。新聞も含め、そんなセンセーショナルな報道の仕方はもうやめたらどうでしょうか。こんな場合、マスコミが果たすべき役割があると思うのですが。

 罹ったら罹ったとき。季節性のインフルエンザもそうですが、マスクをしてもうがい、手洗いをしても何をしても罹るときはかかるのです。それよりも、夏を越した後の二次流行が心配です。インフルエンザ菌がどう変異するか分かりませんから。

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新型インフルエンザ

 どうなっていくんでしょうか、新型インフルエンザ。日本国内でもマスクが飛ぶように売れ、一部では品薄状態になっているそうですが、マスクをすれば感染が完全に防げるというものでもなく、困ったことです。

 日本から見れば地球の裏側であっても、現代社会ではすぐお隣のような感じ。水際作戦といっても、症状が自己申告に頼る部分の比重が重いとあっては、どこまで実効性があるのか不安になってきます。潜伏期間がどれくらいなのか。感染しても、症状が出るまでは本人だって気の付きようがないのですから。

 鳥インフルエンザに神経を尖らせていたところに思いもかけない豚インフルエンザ。対策を練っていた国にとってみれば、足元をすくわれたような感じではないでしょうか。タミフルが効きそうだというのがせめてものすくい。弱毒性だという報告もあるようですが、そうだといいのですが。

 便利さは時として取り返しのつかないしっぺ返しをします。現代社会の避けられない一面を付きつけられた出来事でもあります。だからといって、その便利さを拒否することもできません。とにかく水際作戦が成功することを祈るのみです。

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びっくりとしか言いようがありません

 ビックリした。そうとしか言いようがありません。裸で騒ぐなんて。かなり酔っていたようですが、それにしても…です。酒を飲んでも飲まれるな、そんな格言が浮かんできました。爽やかイメージのくさなぎ君だったのに。地デジのコマーシャルの総務省はじめ影響はとてつもなく大きいでしょうね。

 でも、何で逮捕なんでしょう。そして、どうして家宅捜査なんでしょうか。あまりの状態に薬物をやっているのではないかと疑われたのでしょうか。酒を飲んで暴れたとしても、大概は保護となるのが関の山。一晩、警察に留め置かれ、酔いがさめたところでキツイお灸をすえられて一件落着。大暴れしたのなら公務執行妨害となるのでしょうが、逮捕用件は公然わいせつ罪。真夜中の公園のことで、多くの人が裸を見せられて感情を害したというわけでもないようです。花見のシーズンなら、ままあることのように思うのですが。

 結果論では何とでも言えますが、いずれにしても求められるのは自己を律する心。アルコール検知ではかなりの数値が認められたようですが、何でそんなに飲んだのでしょうか。酩酊して寝込んでしまえば、こんな事にはならなかったでしょうに。

 たまにははめを外して、という気持ちにもなりますが、人様に迷惑をかけないようにくれぐれも気をつけましょう。

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シーズン到来

 春到来ですね。植田の山や近くの八事の桜は今を盛りに咲き誇っています。風に舞う桜花はまさに春爛漫の風情です。

 今年は開花宣言は例年より早かったのですが、その後の冷え込みで満開まで意外に時間がかかり、桜の花の下での入学式が迎えられました。阪神競馬場の桜花賞もまさに桜の下での争いになりそうです。桜の種類は色々あります、「世の中にたえて桜のなかりせば春の心はのどけからまし」(在原業平)の心境。何だかんだといってはみても、日本の春に桜は欠かせません。花より団子の場合もありますが。

 トライアスリートにとってはいよいよシーズン開幕です。宮古島も迫っています。準備は怠りありませんか?今年最初のレースとなる人が多いと思いますが、このレースはもちろんですが、それだけでなく、今年1年を見通した上でのイメージを作り上げて挑んでください。

 不況、不況の大嵐を吹き飛ばし、トライアスロンの楽しさに日本中を巻き込むぐらいの意気込みで今年のスタートを切りましょう。

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アンケート調査

 過去最悪の状況。日銀短観の1-3月期の結果ですが、アンケートの仕方が「良い」「さほど良くない」「悪い」からの選択と効いて唖然としました。マスコミは「過去最悪」に飛びついて、鬼の首でもとったような報道をしています。

 この時期、たとえ「まあまあだな」と思っていても、「どうですか」と聞かれれば「悪いですね」というのが人間ではないでしょうか。ましてや経営者ならその傾向は更に強まることは火を見るよりあきらかです。内需拡大が叫ばれているときに、これでは消費者の財布の紐は固くなるばかり。もともと疑問視されていた定額給付金も、どれだけの経済効果を上げられるのか…。こんなことでいいのでしょうか。

 政党支持率調査にも頭を傾げます。傾向を知るにはある程度役立つのでしょうが、党首や所属議員個々の問題で世論が右へ左へ揺れるのはどんなものでしょう。政権交代を望むのか望まないのか。この1点がしっかりしていれば、支持政党を叱咤激励することはあっても、個々人の問題で揺れることはないと思うのですが。

 政治家も信念をしっかり持って、何があろうともわが道(もちろんその道は国民にとって好ましい道でなければなりませんが)を邁進する。その姿勢を支持した国民は、厳しい目で監視しながらも温かく政治家を育てていく。どうも、日本の政治家は、当選すると何か偉い人になったように錯覚して、ふんぞり返りたくなるようです。そんな姿を見た国民はしらけてしまう。挙句の果てに政治不信。

 政治家が一番怖いのは何といっても国民の一票です。解散、総選挙も近づいているような雰囲気です。たかが一票が流れを大きく変える力を秘めているのです。

 話は変わりますが、現在、ガスティのホームページのリニューアルを行っています。完成まで皆様にご迷惑をお掛けしますが、今しばらくご容赦お願い致します。

 

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